2021/04/21 記 



店主(箕輪)が2020/11と2021/1に眼底の手術を受けました。

天文ファンには命といえる目の手術ですので、眼に不調が有る方や、これから眼の手術を受ける方の為に、参考までに記しておきます。



私の場合は「黄斑前膜」という病気です。自分の目がまさかこんな病気になっているとは、思いもよりませんでした。

これは、眼底の黄斑部の前に膜が張ってしまうものです。

膜の形成が進むにつれて、徐々に視力が低下してくようで、また、症状が酷くなると、膜が黄斑部分を引っ張り物が歪んで見えるようになってしまうそうです。

私の場合は、術前までは物が歪んで見えるということは全く無くて、直線のものは綺麗に直線に見えていました。仕事柄、厳しい光学検査や真っ直ぐなモノに僅かな曲がりが無いかどうかなど、そんな検査も普通どおりに行っていました。(しかし、これが、結果、手術は失敗、取り返しのつかない結果になってしまいました.. 非常に悔しいです。)

医師に聞いたところ黄斑前膜の発症の原因と言う物は無いそうで、どうやら加齢らしいです。ネットで調べると発症は20人に1人位の割合のようですね。



私の場合、急に左眼の矯正視力が落ちてきて、2ヶ月位でメガネをかけても裸眼と変らない視力となってしまいました。

メガネ店にメガネのレンズを作り直しに行き、矯正視力が急に落ちたと伝えたら、「それはメガネを作っている場合ではないので、すぐに眼科に行って診てもらってください」と言われまして...。

(ただし、これは後日、右眼の術後すぐに左眼のメガネレンズ度数を交換したときには、矯正視力は元通りの良い視力に戻っていました。多分、このように間を於いてレンズを作っていたらこの病気に気づくことはなかったと思います。

そして、右眼は視力低下の症状はなかったです。(あとから検査して判ったのは、黄斑前膜の症状は右眼のほうが悪いものでしたが。)

近所の眼科に行き眼底検査したところ、黄斑に膜が張っていて、これはすぐに手術が必要とのことで、有無を言わさずに手術ができる病院を2箇所紹介されました。

(紹介されたところは「春日部市医療センター」と「さだまつ眼科クリニック」、他に越谷市に有る「獨協大学病院」という大きな大学病院も紹介の一つだったのですが、紹介状を作るのが煩雑との事だったのでこちらはパスしました。ランクは、獨協大学病院>>>春日部市医療センター>>>>>>さだまつ眼科クリニック です。親戚からあとから聞いた話では、春日部市医療センターで昨年に白内障の手術を受けたときに、獨協大学病院の医師が来て手術を行ったとの事、非常に丁寧だったと言われました。先にそれを聞いていれば春日部市医療センターに行ったものを、今となっては後悔してもし切れない後の祭りとなってしまいましたが....)

後日、紹介された2箇所のうちの1つ、「さだまつ眼科クリニック」のほうに行ってしまい(不幸なことに、この病院のHPの良いことしか書いてない内容につられてしまいました、ここで、私の目の運命が悪い方にと決まってしまいました。)、検査をしたところ、両眼ともに黄斑前膜ということで、このままほうっておくと、どんどん視力が落ちて見えなくなってしまうので、早急に手術が必要と言われ、まず右眼、その2週間後に左眼の手術が決まりました。



尚、この黄斑前膜(黄斑上膜)の手術をすると、必ず近いうちに白内障になってしまう為、白内障の手術も合わせて行うと言われました。(全然白内障ではないのですが。)

この黄斑前膜手術は視力が今より下がらないようにするための手術なので、視力が良くなることはあまり望めないと言われました。(結果を先に言いますと、白内障のレンズ交換するので視力は良くなります。)

まあ車の運転が出来る矯正視力が出れば良いかなと思っていましたのですが、無理と言われまして...。



手術の数日前には数度の検査、ミーティングを行います。3日前から目薬を注します。

11/16、手術日当日。

白内障などの手術の患者さんが数名待っています。順にサッサと行うようです。

手術着を着せられ、採血、出血が固まるような薬の点滴、センサーを各所に貼り付けられ、手術の順番を待ちます。

さて、順番が来まして、歯医者さんのような椅子に座らされます。

ここから、あれよあれよと段取り良く事は進みます。

(以下、おぼろげな記憶なので、順番が異なっているかも知れません。)

いきなり眼にマウスピースのようなものを入れられます。これ、思いっきり眼に当たって、超痛いんです。

眼に薬をドバ〜っとかけられます。これ麻酔なのでしょうかね。

まず、最初に白内障の手術です。

なんかメスを入れたかなとか、目の前でなにやらミョロミョロと手術が行われています。

水晶体を砕いてからなのか、ジョロジョロと吸い出しているようです。

そして、新しいレンズをさっと入れてしまいます。

これで白内障の手術は終了です。僅か3分位のあっという間の短い時間です。

この白内障の手術の術中の痛みは殆ど有りませんでした。

これから白内障の手術を受ける方は、殆ど痛くないので安心してください。



次いて黄斑前膜を取る手術です。

ここで白目に注射を打たれます。これ麻酔でしょうか。これが死ぬほど痛いんです。

もう無理〜って感じで。

( 白目に針を刺したらどうなるか想像してみてください、その想像のような痛みです。)

次に白目に3箇所穴を開けます。同じくかなり痛いです。身体がエビ反ってしまいます(汗..)。

(麻酔から時間を空けずに行うので、麻酔が十分に効いていないのではと疑いました...大汗..)

もう、有無を言わさず強引に刺されます。ブスッ!ブスッ!!ブス〜!!!ってきます。

その穴に、照明と、吸引器具(?)、あと、鉗子(小さなビンセット)を入れて、経験したことの無い恐ろしい手術が展開します。

眼の中に入れた器具類、そして何を行っているかが、非常に鮮明に自分で見えるのです。

眼の中、180度に展開する、これは経験したことが無い素晴らしい景色です。

眼の中につまっている硝子体は、どうするのか、これはちょっと判りませんでした。

途中、確か、液体が吸われたり何かしていた感じです。

黄斑前膜を鉗子で少しずつ剥がしながら取り去っていきます。自分で見ていて一番緊張するところです。

完全に取り去るわけではなく、厚い部分がメインですね、取り去る量は膜の80%位でしょうか。

人が行うので、完全に綺麗に取れるわけではなく、取りそこなったカスがボウフラのように残っています。

自分で出来るならば、もっと綺麗に取りたい!!!と思いました。

膜を取り終えたら、レーザーを40発位照射しました。

これがまた痛いんです。例えると、目玉を板で思いっきり叩かれている感じです。

穴を開ける痛みとは異なって、もう痛すぎて笑っちゃうくらいに痛いです。

以上、これで手術は終了。

(その場で、目の中にボウフラみたいな大きなカスが残っているんですけど....と言ったら、「それは取れない、あとは慣れるしかない」と言われました。)



これは日帰り手術です。(と言うか、この病院には入院の設備は無いようです。)

眼帯と金属の保護眼帯をして、家に帰されます。

明日朝、また、検査です。それまでは眼帯は外してはいけません。

午後3時くらいに手術をしてから、夜の8時位まではかなりの痛みがありました。

(鎮痛剤を貰っていましたが、我慢して使いませんでした。)

翌日の検査頃には痛みは少なくなりましたが、1週間くらいは、痛みは残っていました。

白目の穴を開けたところを縫ってあるそうで、それが瞼に触って違和感も有るようです。

糸は自然に溶けるのかもしれません。



術後、2週間近くは白目が「鬼滅の刃」に出てくる鬼のように真っ赤でした。

翌日の検査が終わると、眼帯は外します。

目薬を3種、1日に4回点眼する必要が有り、たぶん、1年以上、この点眼は続くのかもしれません。

眼帯を取る際、別世界のように良く見えることを期待したのですが、期待むなしく、完全に絶望的な見え方でした。

丁度、レンズが割れた望遠鏡を覗いているような感じ、そして、燃えカスのような酷い見え方です。

この時、そして、それから2〜3週間くらいの間、人生、絶望を感じました。

一ヶ月位してから、少し見え方が改善したようです。

なので、2週間後の左眼の手術をすると両目がロクに見えなくて、生活に大きく影響が出ると思ったので、左眼の手術は延期してもらったのです。

視力の他に、術前はモノを見ての歪みは全く無かったのですが、術後は線をみるとグニャグニャと歪んでみえるようになってしまいました。これは、術後2ヶ月ではまだ改善されておりません。手に持ったネジを見るとグニャグニャとうねって見えます。電柱を見るとウニャウニャ曲がっています。PCガメンの特に縦線がウニャウニャしてます。(横線はそれほど気にならないようです。) 普通、この黄斑前膜の場合、術前にグニャグニャ歪んで見えるから、それを治す為の手術の筈ですが、全く逆でした、時間をかけて治っていくのでしょうかね。

院長の話では、眼底が安定するまで1〜3年位はかかるとの事ですので、気長に待つしかなさそうです。

また、視力は良くはならないけど、奇跡的に良くなる場合も稀にあるとのこと。医者は、決して安易に良いことは言ってくれませんね、「勝手に良いほうに考えているようだけど、そんな甘いものじゃないから!!」と、逆に怒られてしまいました。(患者が安心するようなことは、一言も口にしないんですね、あとからのトラブルを恐れているように見えます。)

白内障のレンズを入れ替えたので、良く見えても良さそうなのですが、垂直軸の乱視が残ってしまっていて、残念ながら良く見えません。眼底の病気だから、乱視矯正無しの極普通のレンズしか入れられないと言うことでした。

院長からは、車の免許更新はもう出来ないと言われました。これ、かなりショックでしたね。

自分で目の見え方の光学的な感じのことが嫌でも判るので、院長に術後に眼に発生している事を色々と聞くのですが、「気にしすぎなんだよね!!」と医療的な言葉では何も教えてもらえません。

さて、左眼は、この間に矯正視力が少し落ちているようです。

右眼術後の眼底にフニョフニヨと貼り付いていた例のボウフラのようなカスは、ある日、眼底から離れ、クチュッと小さくまとまって、どこかに殆ど気にならなくなりました。(実は、目の中で泳いでいます。しかし、小さくまとまったので、そんなには気にならないようです。)



左目の手術を控えて、本日、術前検査をしました。

先生が「前回は、痛かったと言うことで、今回は麻酔を少し増やします....」と。

笑気麻酔というものも併せて使うそうです。気分がフワフワっとして、楽になるそうなのです。

実は、前回もそれを使うということになっていたはずで、使った感が無かったので、今日聞いたら、看護婦さんはカルテを見て「使うように指示が書いて有りますよ」と言うのですが、そんなもの術前に鼻から吸い込んだ記憶が無く、術中は、常に感覚はっきりで緊張感バッチリでした。たぶん、もしかしたら、気が張っていて、気が付かなかったのかもしれません。

それに、以前、術後に先生に確認したところ、「使ってないですよ」とチョロっと言ってました。

看護婦さんに「どうします、使いますか? 使わずにやりますか? 2,000円ですが..」と聞かれ、使うようお願いしました。



1/25 左目の手術は終えました。

今回は、麻酔の量を多めにしたということで、右眼のときのような大きな痛みは無かったのが救いです。

手術の手順の記憶が違っていましたね。

手術室の外で麻酔の目薬を点眼します。

その状態で手術室に入り、椅子に座らされて、目の周りを覆われてテープで固定、笑気麻酔の管を鼻に入れられます。(今回は、笑気麻酔目の効き目が判りました。)

目の周りの消毒、瞼を閉じないように固定用のリングを目の中に装着します。

ここで目玉(白目の部分)の3〜4箇所くらいに麻酔の注射を打ちます。前回これが酷く痛かったのですが、今回はプスッと刺される感じはアリアリと有るものの、強い痛みは無く、一安心。麻酔の量を増やしたという効果は絶大です。

その後、最初に白内障レンズの交換(今回は良く判らないうちに終わってしまいました。)の手術をします。

そして次に白目に3箇所、器具を差し込んで、小さなピンセットで黄斑部の膜を少しずつ慎重に取っていきます。

今回は、右眼に比べると程度が少し軽かったせいか、手術時間が短かくて終了しました。

また、右眼では40発位照射していたレーザーは、今回は2発位だったと思います。

白目の穴を開けたところを、縫って終了。(今回は、今、縫ってるなというのが判りました。)

術後の1〜2日の痛みも今回の左眼はあまり気にならなかったです。

縫った糸の違和感も少なかったです。

尚、左眼の術後には、右眼の術後には出なかった症状がいろいろ現れました。

まず、翌日に眼帯を外したら、ランプ等の照明を見ると水平に強い光芒が視界の半分位の長さに見えていました。

街路灯等を見ると水平の光芒で視野が非常に賑やか、(Kenkoのクロクスクリーンフィルターみたいのを付けたよう)非常に目障りでしたが、約4日位で症状が治まりまして、内心ホッといたしました。

しかし、次に、光芒が収まったのと入れ替えに、こんどは視野が白く曇ってしまいました。霧の中のようです。これも相当焦りましたね、本当の白内障だとこのような霞んだ見え方なのでしょうか。

しかし、この曇りも1週間ほどで消えてくれ、ホッとしました。

これらの光芒と曇りは、右眼の時には全く出なかった症状です。

医師に相談したら、「両方ともに良くあることなので、問題なし。」との事でした。

(右眼のときの術後の症状は、見るものが焦げ後のように悲惨な見え方でした。2週間くらいで元に戻りました。また、見える色が変で、TVで人の顔がグレーに見えていました。これは1ヶ月くらいで元に戻りました。)

そして、現在は、両目ともに歪みだけが、残っています。

この歪み、車に乗っている時に、電柱や家、柵等が、妙にグニャグニャして見えます。気にしなければ良いのですが、気になりだすと気持ち悪くなってしまいます。

この術後に新たに発生してしまった歪み、ネットで調べても、1件も出ていないので、発生する人はいないのかもしれませんね。もしかしたら自分だけのようです。

その後、検査に行った際に、院長に「なぜ術後に直線がうねって見える歪が発生したのですか?」と一言尋ねた途端、院長の顔色が変り「失礼な事言いうね!!失礼極まりないね!!、そんな失礼な事言うならもう他の病院に行けばいいんだよ!そんな事言うなら、ウチじゃ、もう診ないよ!!」と院長が急にヒステリーを起こしてしまいました。医者がそんな言動を言って、失礼なのはあなた院長の方でしょ!! 感情に任せて平気でこういう事を患者に言うなんて全く赦し難い医者です。この院長は最後に本性を現しましたね。こっちは医療に素人で判らないことをたった一言聞いただけなのに。(判らないことは何でも聞いてくださいと貼ってあるのですが...) おまけに、きちんとした医療的な回答は貰えず「それは以前から歪んでいたんでしょ、以前は視力が悪かったから気がつかなかっただけでしょ!!手術をして視力が良くなったから歪が判るようになったんだよ!!」ともうヒステリー全開の勝手な発言!!。そんなこと有りえないでしょ、自分の見えている状況は自分が一番良く判っているのですから。術前には全く歪んでいなかったといくら説明しても、全く聞く耳も持たず、一方的に当方の責任にされていまいました。術前には目の前のPCの画面は真っ直ぐにピシッと綺麗に見えていたのですが、いまや、うねって見えてしまいます。医者も以前どの程度の歪みがあったかは検査して記録に残していないので、術前に歪みが無かったのは、結局私自身しか判らず。前々からこの院長はヒステリー持ちで被害妄想癖が有るなと思っていましたが、やはり正常な人間では無かったですね。この院長たぶん65歳位でしょうか。春日部では一番混んでいる眼科病院らしいですが、患者は年寄りばかりなので、みな、言われるがままにおとなしく受診しているようです。こんな酷い医者、訴えようかとも思いました。今考えると、こんな医師が手術を行ったというのは、ちょっとゾッとします。術中にヒステリーでも起こされたら、私の眼は完全にアウトでしたから。

今回、手術に当たって3箇所の病院の中から選んで下さいと紹介されたのですが、どうやらハズレくじを引いてしまったようです。(病院の自前のHPには経験豊富で良さそうなこ事ばかり書いて有ったのですが)

この術後に新たに発生した歪みは、いったい何なのか、結局、医療的に正しい説明の無いままで、ネットでも同様の症例は見つからず、未だに不明です。医者が教えてくれないので、どうにもなりません。

現在の見え方の歪みを詳しく説明しますと、例えば、真っ直ぐな垂直線を見た場合、左右にウネウネとウネッて見えるのですが、不思議なことに、ウネりの見え方(周期)が左右の眼で完全に対象なのです。そのウネりの山が、右眼で内側に出っ張って見える部分は、左眼でも同じように内側に出っ張って見えます。また、垂直線に対して、両眼とも外側には殆ど出っ張っていなくて、内側に多く出っ張ります。まるで顔の中心にミラーが有るか如しです。これだと脳内で左右ミックスされて結果真っ直ぐに見えるのかというと、当たり前ですが、そんなことは全く無いです。

そうして、更に、次回の検査からは、紹介状を出してもらった最初に行った眼科に行くように言われました。

以上、今まで直線に見えていたものが、直線に見ることが出来なくなってしまいました。一生この見え方に付き合わなければならないようです。



4/12、この院長から渡された封筒を持って、最初にかかった眼科医のところに検査に行ってきました。

その封筒の手紙をこちらの医師が確認したところ、手術内容と結果が書いてあって、「術後に歪がまだ残っている。」と書いてありますねと言われました。びっくりです、その手紙の内容は、全くの大ウソです、本当は、「手術をしたら歪が出てしまった。」なのですと細かく説明しました。それを聞いてここの医師は驚いていましたが。手術したさだまつ眼科の院長はこの手紙の中でも絶対に自身の非を認めたくなかったようですね。こちらの医師の見解は、この歪みは、たぶん、もう治らないとの事でした。

私自身は、毎日、自分の目に「治れ、治れ....」と言い聞かせております。もう、それしか出来ない....

眼は替えの効かないパーツ、脳にも近いし、眼底の手術は、本当に怖いなと感じたのが、今回の本音です。残念ながら、悪い医者に当たると不幸になるという実体験をしてしまいました、本当に残念です。

目の手術をこれから行うという方がおられましたら、どうか良い病院と医師を見つけて、幸せになれる手術をしてもらってください。私のような結果にはならないように...。





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当社のご紹介

当社は中古天体望遠鏡の専門店として、1997年創業。

埼玉県春日部市に本社/営業店舗を置いております。

(月刊誌「天文ガイド」の毎号に広告を掲載しておりますのでご覧ください。)

最近は、望遠鏡関係でもネットオークションでは無責任な取引が横行していると聞きますが、当店はネットオークションでの出品/落札等は一切利用しておりません。自社にて買取/販売していますので、安心してご利用いただけるものと思います。



個人のお客様から大切な機材を直接に買い受けたものを、自社店舗/当Webにて販売しております。



有限会社CAT 代表 箕輪 透  紹介

地元、春日部生まれです。

幼少の頃より星に興味を持ち、高校生になってからは、望遠鏡やパーツの自作、そして星の観望や撮影にのめり込みながらも、望遠鏡の機械的にも興味を持ってしまい手元の既製望遠鏡などの分解/組立/改造等に熱中、それらの経験は今となっては、かなり役立っています。

のちにカメラメーカーにて、技術職を長年従事。(私は営業職人間ではないのです。)

そこでは、内視鏡の対物レンズ部分の組立なども長年従事しました。(クリーニングから鏡胴内への組込、ピント出し、組付け等。) 最小のものでは内径φ1.5mm位の極小サイズの鏡胴に5〜6枚のレンズを間隔環を入れながら組みつけます。このような小さなレンズにも組付け前に総てコバ塗りを丁寧に1つ1つ施していきます。組立ては実体顕微鏡と精密ピンセットを使用して極小のレンズ1枚1枚を完璧にクリーニングしながらの完全手作業で、経験と集中力の要る作業でした。良い製品を生み出すには、相当の努力が必要なのです。

当時は、天体写真撮影に夢中で、1976〜1980年頃、1996〜2,000年頃には天文雑誌のフォトコンテストへの投稿を楽しませていただきました。この頃はフィルムによる長時間の直焦点撮影が流行っていました。「天文ガイド」と「月天」の両誌で最優秀賞をいただいたことも有りました。「天体望遠鏡のすべて」(地人書館)でも望遠鏡レポート記事をお願いされて掲載されてます。(当時高校在校か卒業したての未熟な頃で、他に倣って堅く、また稚拙な文章を書いてしまいました..もっと楽な文を書けばよかったと後悔していますが...。)

また、アメリカの天文誌「SKY & TELESCOPE」誌(1999/4)にも写真が掲載されまして、当誌には日本人の写真掲載は殆ど無いと聞いていたので、本当に嬉しかったですね。 今となってはとても懐かしい思い出となっています。

レンズの取り扱いやクリーニング等の作業は、相応の技術と長年の経験無しではなかなか上手く出来るものではなく、私自身も未だに毎回が勉強の連続ですが、このような長年の経験が、現在の望遠鏡やレンズの取り扱いに大きく役立っているのは、当店の業務においてはとても幸いなことだと思っています。



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