中古製品の程度等について説明いたしますので、参考にしてください。


程度 / 説明


未開封
完全未開封品や、元箱やパーッケージは開封したものの個々のパーツの包装は未開封の場合等。ただし、未開封とはいえ古いものですと数十年も経っている商品の場合には自然な経年劣化が起きているものもございます。ご了承ください。 


未使用
全く使用しなかった商品や、組立てたけど実際には使用しないまま保管されたもの等です。完全な新品同様品もあれば、組立やセットした時に付くネジの締め付け痕やスレ、保管時のホコリや汚れの付着等が有る場合がございます。 


特A

非常に綺麗で、キズやスレが非常に少なく、使用頻度が非常に少ないと思われるものです。とにかく状態の良いものを欲しい、それでも新品を購入するよりは安く手に入るので助かると言うお考えの方には正にピッタリです。逆に、中古は程度は関係なく何が何でも安くあるべきとお考えの方には、向いていません。

注意点としましては、製造後年数の経っている製品(20年〜のビンテージという枠に入るお品)につきましては、年数の割には非常に綺麗であるという場合にもこの「特A」や「A」等の表記を用いますが、この場合は、程度の意味合いが異なってきます。常識的に考えて実際に使用されていたからにはいくら綺麗でも年数が経っていれば新品と全く同じ状態というものは存在しませんので、汚れやキズ等は付いているものでございますので、その点ご了解の上ご注文ください。 また、たとえばアイピース等、新品時からレンズ内やバルサム内に微細なゴミが混入、また、ロシア製等海外製品に見られるのが蒸着コーティングのムラや、中国製等に多い機械加工の悪さ、昔のB級C級メーカー製品等の設計/加工が原因の作りの悪さなど、これらは、中古流通したからと改善されてしまうことはございませんので、程度に関わらず基本はそのような状態にございますことを、ご理解ください。



A
キズやスレは少なめ。中古としてはとても綺麗な商品です。
新品価格の50%前後で購入できるものが多いです。殆どのお客様には満足してもらえる状態です。


B
多少キズやスレ等が有ります。古い製品では、光学系に実用には問題ない程度の汚れや微細な拭き傷やコーティングのヤケ等がある場合もございます。とにかく1円でもお安いものと考えているお客様には、お選びいただくのはこのクラスがピッタリです。また、キズ等は気にしないので、実用的になるものが欲しいと言う方にもオススメです。 


C
全体にキズやスレ、汚れ等が多く見られます。大体は実用にはなるものです。物によっては工夫して使用する必要が有る場合もあるかもしれません。


E
ジャンク品なので故障やパーツの欠損、外観の大きな損傷等、理由はまちまちです。現状販売です。 (商品自体に特に問題が無いように見えても、あえて商品チェックをせずにそのまま格安品としてジャンク扱いとする場合もございます)。

 

現状渡し
多少の瑕疵が有る場合がありますが、現状でのお渡しとなります。クレームや返品は出来ません。


*程度ランク以外に特記事項が有る物は * を記して、商品説明欄にその事項を記してあります。 

尚、状態が中間ランクに有る場合は AAAB > AAB > AB>  ABB > ABBB > B > BBBC > BBC > BC > BCC...... というように組み合わせて程度を表現してあります。

 



■中古製品は、新品製品とは異なり、付属品や取説やキャップや工具類等が揃っていなかったり、前オーナーによって部品などが純正ではないものに変えらていたり、不足部品があったりする場合がございます。それらは、たとえ商品説明には書かれて無くとも、全ては現況優先となり、クレームの対象とはなりませんので、ご了承お願い致します。


 

■レンズ内外に付着しているゴミ、チリ、僅かの汚れ、コーティングのムラ等は、中古製品では避けることが出来ません。予めご了承ください。

 

中古とは言え、光学系等には厳しい目で見てしまうというお客様は、新品のご購入を強くお勧めいたします。




 

■赤道儀のギヤやドローチューブなどの"ガタ"は、完全に無くしてしまうと動かなくなるか、動きが固くなってしまうものです。メーカーによっては、精度を維持するために敢えて僅かのガタ(遊び)を与えてあるものも結構御座います。当店の方針では、ガタが全く無しと言う調整には、賛成ではございません、その点ご了承のうえ、お求めください。

 

また、新品時からあるようなガタや回転のムラ等は、設計や製造加工に原因が有るものも多く、原則、その状態での販売となります。(特に、昔のB級C級メーカーの製品に多いです。好きな人にはこういう作りの悪さも一つの味として嬉しかったりする部分でもありますが。逆により酷いほうが自慢できる部分だったりします。)ご了解下さい。




 

中古品の価格は、その程度に比例いたします。 商品の詳しい状態の見えないネット上で単に価格だけで判断して安いほうを優遇される方がとても多いですが、中古を選ぶ上では違うかなと思いますが、残念なことです。でもそのようなお客様にとっては、お安い方を買われるのが幸せでしょう。

 

安いのは安いなりの理由が有るものです。

 

オークションなどは、程度に関係なく競って価格がどんどん上がっていってしまうという怖さと愚かさが有ります。

 

当店はオークションは利用しておりません。日本人として有りえないノークレーム・ノーリターンでの無責任な売買、悪い評価を付けられるのを恐れて悪いものを悪いと書けない悪しき習慣、このような場所には、当店の大切なお客様から買い取った品物を出すわけにはまいりません、当店で大切に販売したいと考えます。

1. 片や買い取ったままの手付かずの状態で返品不可でネットやオークションに出されるもの。

2. 片や、ショップにて丹念にメンテナンスして、から出すもの。

 

キズやレンズの状態がよく判らないネット上の薄暗い画像だけで判断して、購入者に何も知識が無かったら、僅かの価格の差で1を購入してしまうのでしょう。 それで後悔しませんか?

また、同じく程度というものを完全に無視して、価格だけを見て高い安いと騒ぐのを見ると、とても残念に思います。

自分の目で確かめず、他人の言動のみに左右されて物事を判断するのも、残念ですね。
残念なネットの書き込みなどもあります。
我々は日本人です。 善き行いをしようではありませんか。(程度とは関係なくなってしまいました。)

昔の古い望遠鏡を中古で購入する際は、殆どの場合はその製品に昔からの憧れや思い入れが在り、今になってようやく手に入れられるという段階になっているものと思います。
そのようなお気持ちで購入に望む場合には、予算の許す範囲で極力程度の良いものをお選びください。
昔の製品は、メーカーでのパーツの供給が無いので、部品が壊れていたり紛失している場合には、パーツを捜して元の状態に戻すのは容易ではございません。
また、キズだらけのものは、もう、綺麗な状態に戻すことは出来ません。(再塗装という手も考えるかと思いますが、再塗装すると間違いなく価値を下げてしまいますのでご注意ください。)
昔の製品を同一製品で大きな程度の差が有り、10万円と5万円のものがあったとしたら、通常、迷わず10万円の綺麗なほうを選ぶのが普通です。
ただし、思い入れなど無く、単に実用としてお使いになるならば、お安いほうで充分です。



〔新品商品、未使用品、未開封品、現状品、ジャンク品、書籍、ソフト類、もしくは返品が出来ない事をうたっている品に関しましては返品やクレームは一切お受け出来ません。〕 

About the owner

春日部店舗 ご案内

CAT USED TELESCOPES

有限会社 CAT

〒344-0011

埼玉県 春日部市 藤塚 2880

店舗営業日時 土・日・祝 13〜17 時

(定休日というものは無いのですが、平日のご来店の際には、ご希望来店日時を前以て必ずご予約の上、ご来店ください。)

店舗敷地内北側に数台分の駐車場有り

CAT携帯電話 090-2211-8970

(↑こちらがメインです。13:00-18:00位の間が繋がりやすいです。)

固定電話(サブ) 048-812-4565

E-MAIL  cat-@nifty.com



当社のご紹介

当社は中古天体望遠鏡の専門店として、1997年創業。

埼玉県春日部市に本社/営業店舗を置いております。

(月刊誌「天文ガイド」の毎号に広告を掲載しておりますのでご覧ください。)

最近は、望遠鏡関係でもネットオークションでは無責任な取引が横行していると聞きますが、当店はネットオークションでの出品/落札等は一切利用しておりません。自社にて買取/販売していますので、安心してご利用いただけるものと思います。



個人のお客様から大切な機材を直接に買い受けたものを、自社店舗/当Webにて販売しております。



有限会社CAT 代表 箕輪 透  紹介

地元、春日部生まれです。

幼少の頃より星に興味を持ち、高校生になってからは、望遠鏡やパーツの自作、そして星の観望や撮影にのめり込みながらも、望遠鏡の機械的にも興味を持ってしまい手元の既製望遠鏡などの分解/組立/改造等に熱中、それらの経験は今となっては、かなり役立っています。

のちにカメラメーカーにて、技術職を長年従事。(私は営業職人間ではないのです。)

そこでは、内視鏡の対物レンズ部分の組立なども長年従事しました。(クリーニングから鏡胴内への組込、ピント出し、組付け等。) 最小のものでは内径φ1.5mm位の極小サイズの鏡胴に5〜6枚のレンズを間隔環を入れながら組みつけます。このような小さなレンズにも組付け前に総てコバ塗りを丁寧に1つ1つ施していきます。組立ては実体顕微鏡と精密ピンセットを使用して極小のレンズ1枚1枚を完璧にクリーニングしながらの完全手作業で、経験と集中力の要る作業でした。良い製品を生み出すには、相当の努力が必要なのです。

当時は、天体写真撮影に夢中で、1976〜1980年頃、1996〜2,000年頃には天文雑誌のフォトコンテストへの投稿を楽しませていただきました。この頃はフィルムによる長時間の直焦点撮影が流行っていました。「天文ガイド」と「月天」の両誌で最優秀賞をいただいたことも有りました。「天体望遠鏡のすべて」(地人書館)でも望遠鏡レポート記事をお願いされて掲載されてます。(当時高校在校か卒業したての未熟な頃で、他に倣って堅く、また稚拙な文章を書いてしまいました..もっと楽な文を書けばよかったと後悔していますが...。)

また、アメリカの天文誌「SKY & TELESCOPE」誌(1999/4)にも写真が掲載されまして、当誌には日本人の写真掲載は殆ど無いと聞いていたので、本当に嬉しかったですね。 今となってはとても懐かしい思い出となっています。

レンズの取り扱いやクリーニング等の作業は、相応の技術と長年の経験無しではなかなか上手く出来るものではなく、私自身も未だに毎回が勉強の連続ですが、このような長年の経験が、現在の望遠鏡やレンズの取り扱いに大きく役立っているのは、当店の業務においてはとても幸いなことだと思っています。



古物商許可

有限会社CAT

埼玉県公安委員会 431260029638