

2019/3/16
3/15(金)に放送されたNHK「チコちゃんに叱られる」に、回答者として東京天文台の渡部潤一先生が出演されていました。
皆さん、ご覧になりましたか?
で、中古望遠鏡ショップオーナーとしていやでも注目してしまったのが、座っている渡部潤一先生の後ろに置いてあった非常にレトロな1台の望遠鏡...。
普通、こういうTVに映るところに置く望遠鏡は、最新のタカハシとかビクセンの望遠鏡を置くのが一般的だと思うのですが、なんと、この時に置いてあったのは、メーカーまでは判らなかったですが、たぶん、1970年代のダウエル/スリービーチ/パノップあたりの10cmF900mm位(もしくはD=114mm?)のニュートン反射赤道儀のようでした。
( 3/23 追記 パノップ FYT54(114mm 900mm) のようですね。)
おもわず内心「うわっ!カッコイイ!! 渡部潤一先生なかなか渋いことするねぇ!! 」と叫んでしまいましたよ。
昔は、こういう望遠鏡は、持っていても「持ってるよ!...」ってなかなか人に言えない望遠鏡でしたが、渡部潤一先生と一緒にTVに映っていると、なぜか、ちゃんとした高級望遠鏡にみえてしまうから不思議ですね...
鏡筒には、5x24mm位の小さなファインダーと、接眼筒は24.5mmでドローチューブは抜き差し式のようなタイプのものが付いていました。
ニュートン鏡筒が載っている赤道儀は1970代の天文ファンにはおなじみの赤経/赤緯体が非常に細い(ひと目見ると脳裏に焼きついて離れない恐ろしいデザイン...)タイプのもの。当時の特有の細〜い木製伸縮三脚に乗っていました。
放送などこういう場所に置かれる反射望遠鏡は、大体において知識の無い者がセッティングすると鏡筒の前後が逆に取り付けられていたりすることが多いのですが、今回のものは、珍しく、きちんとすぐに使用できるような完璧な状態にセッティングされていました。
ドローチューブの繰り出し位置も、大体、無限遠の位置に繰り出されていましたね、素晴しい。
さて、一番気になったのは、この望遠鏡は、渡部潤一先生の昔からの愛機なのでしょうか?....、それとも、スタッフが用意したものか.....どちらでしょうね。
私としては、この望遠鏡がとても綺麗な状態だったので、渡部潤一先生が若い頃から使用していて、ずっと大切に保管されていたものだったら、この陳列はちょっと"ほっこり"してて良いなぁと思った次第です。
でも...東京天文台副台長の渡部潤一先生がパノップって..なんだか、そのギャップがたまらないですよねぇ〜。自分も1台欲しくなってきました。昔の望遠鏡って、やっぱり良いですねぇ〜。
(TV的には、この場合、TS65mmD型屈折赤道儀かNikon8cmF15屈折赤道儀でも置いてあったら、もっとカッコ良かったなぁと思いましたが..。ウチに借りに来てくれれば提供したのに..)
TV放送や映画などに天体望遠鏡が出ていると、どうしても、「あの望遠鏡は何??」と、そこに目が行ってしまうのは、天体望遠鏡マニアの性(さが)でしょうね。
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当社のご紹介
当社は中古天体望遠鏡の専門店として、1997年創業。
埼玉県春日部市に本社/営業店舗を置いております。
(天文誌「天文ガイド」毎号に広告を掲載しておりました、バックナンバーをご覧ください。1997〜2025)
最近は、望遠鏡関係のネットオークションでは無責任な取引が横行していると聞きますが、当店はネットオークションでの出品/落札等は行っておりません。自社にて買取/販売していますので、安心してご利用いただけるものと思います。
個人のお客様から大切な機材を直接に買い受けたものを、自社店舗/当Webにて販売しております。
有限会社CAT 代表 箕輪 透 紹介
1960年、地元、春日部市生まれです。
幼少の頃より星に興味を持ち、高校生になってからは、望遠鏡やパーツの自作、そして星の観望や撮影にのめり込みながらも、あろうことか望遠鏡の機械的にも大きく興味を持ってしまい手元の望遠鏡の分解/組立/改造等に熱中、それらの経験は今となっては、かなり役立っています。
のちにカメラメーカーにて、技術職に従事。(私は営業職人間ではないのです。)
そこでは、内視鏡の対物レンズ部分の組立なども長年手がけました。(クリーニングから鏡胴内への組込、ピント出し、組付け等。) 最小のものでは内径φ1.5mm位の極小の鏡胴に5〜6枚のレンズを間隔環を入れながら組みつけます。このような小さなレンズにも組付け前に総て墨でコバ塗りを丁寧に1つ1つ施していました。組立ては実体顕微鏡とピンセットを使用してその小さなレンズを1枚1枚完璧にクリーニングしながら組み付けるという完全手作業で、経験と集中力の要る作業でした。良い製品を生み出すには、相当の努力が必要なのです。
他、当時は、月/太陽/直焦点撮影に夢中で、1976〜1980年頃、1996〜2,000年頃には天文雑誌のフォトコンテストへの投稿を楽しんでいました。この頃はフィルムによる長時間の直焦点撮影が流行っていました。「天文ガイド」と「月天」の両誌で同月に最優秀賞をいただいたことも有りました。「天体望遠鏡のすべて1979」(地人書館)でも望遠鏡レポート記事をお願いされて掲載されてます。(当時高校在学中か卒業したての未熟な頃で、こんな文章は書いたことが無かったので他の文を倣って書いたものの、なんか堅い文章になってしまいました..もっと楽な文を書けばよかったとあとになって後悔しましたが...。)
また、アメリカの天文誌「SKY & TELESCOPE」誌(1999/4)にも写真が掲載されまして、当誌には日本人の写真掲載は殆ど無いと聞いていたので、本当に嬉しかったですね。 今となってはとても懐かしい思い出となっています。
レンズの取り扱いやクリーニング等の作業は、相応の技術と長年の経験無しではなかなか上手く出来るものではなく、私自身も未だに毎回が勉強の連続ですが、このような経験が、現在の望遠鏡やレンズの取り扱いに大きく役立っているのは、当店の業務においてはとても幸いなことだと感じています。
今は、2000年以降は撮影から離れ、初心に帰り、眼視観望を楽しんでいます。(と言っても、仕事が忙しくてなかなか星見に出かけられないのですが) 。撮影はそれなりに楽しいのですが、行きつくところは眼視観望に尽きるかなと思うのです。何千光年何千万光年も旅してきた僅かな光を"自分の目"で直接見るという醍醐味は、最高ですね。画像ではグルグルと渦巻いている系外銀河等、実際にはアイピースの中では見えるか見えないかのシミのようなものだとしても、見えたぞ!!という喜び、本当に楽しいです。例えるなら憧れの映画スターを写真で見るか、実際に本人を見るかの違いでしょうか....。 過去を振り返っても、写真を撮ったということは記憶に残っていないものが多いのですが、"見えた"という脳に焼き付いたイメージやその時の情景は、50年以上前のモノも記憶にあり、良い思い出として一生涯記憶に残るものでしょう。
2035年の北関東での皆既日食、眼視で目と脳にしっかりと焼き付けます。(晴れてくれ〜!! 自分、皆既日食は見たことなくて、この北関東に賭けてます!!)
古物商許可
有限会社CAT
埼玉県公安委員会 431260029638